視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者紹介 7人目【嶋谷佳恵】

おはようございますこんにちはこんばんは。劇団肋骨蜜柑同好会の猫の手の森です。
劇団肋骨蜜柑同好会の公演に関わってくださる皆様を主観多めで紹介するこの「関係者紹介」、7人目でございます。担当は引き続き私と、同じく劇団員の吉田覚さんです。


本編と関係ない雑談ですが、最近“数独”というパズルをやっています。毎日というほど頻繁ではないのですが、「あ、やろうかな」と思った時に。私がやってるのはDSのソフトなんですけど、結構初心者にやさしい仕様になってるんですよね。数字を押すと色が変わってどのマスにどの数字があるとか見やすくなっていたり、同じマスに同じ数字があると点滅して教えてくれたり。たまにはDS以外でやってみよう、と思ってそういった補助がないものをやってみたんですけど、時間という概念がないのか?と言われそうなほど時間かかりました。脳みその衰えを感じました。デジタルに頼りすぎても良くないですね、電卓使う機会減らしてみたほうがよいのかもしれない。


それでは紹介にまいりましょう!
(※お写真2枚目以降で “作品や登場人物” について触れています。事前情報などが無い状態でご覧になりたい場合はお気をつけくださいませ。)


いつもお世話になってます!制作・総務も兼任してます劇団員のこのお方!


嶋谷佳恵さんです、どうぞ!



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『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者 7人目

【名前(ふりがな)】
嶋谷佳恵(しまやよしえ)


【所属】
劇団肋骨蜜柑同好会


【過去の出演作(3〜5作品ほど)】
不定期で「文豪缶詰プラン」というイベントに出演してます。

嶋谷佳恵×髙橋紗綾企画 ふたり 第二回目『よにん』
劇団肋骨蜜柑同好会 第15回『ジャバウォック』
劇団肋骨蜜柑同好会 特別企画『田瓶奇譚集』


【好きな恋愛作品(舞台でも映画でも小説でも漫画でもなんでも)がある場合教えてください】
映画:『ハッシュ!』

小説:『スプートニクの恋人』『駈込み訴え』

漫画:『A子さんの恋人』


【お手本としているものや考えはありますか?】
どんなに壁が正しくて、どんなに卵がまちがっていても、わたしは常に卵の側に立つ


【運命を感じたことはありますか?】
ないと思います。そもそも運命というものが。人生はひとつしかないのに、これが運命だった、っていつわかるんだろう……。常に最善を尽くして選んでいくしかないんじゃないかな。なんらかの理由で選べないこともあるんじゃないかな。そうしてたどりついた結果のそれは運命ですか? 私は違うと思いたい。


【何かひとこと】
真正面から恋に生き恋に死ぬ役をやるのは初めてかもしれません。うまく説明できませんが、ずっと、誰かに悪いなぁ、いいのかなぁ、と思いながら演じています。強烈な物語ですが、演じているのは人間なので、間にあるゆらぎみたいなものも伝えられたらいいなぁと思います。






「運命を感じたことはありますか?」についてのお答えがみなさんそれぞれ違っておもしろいなぁと思いながら書いているのですが、嶋谷さんのお答えは私にとって一番変化球でしたので何度も読み返してみました。たぶんそもそも「運命」に対するイメージや捉え方が違う気がして、もしそうならば、アハ体験のような気付きを得られたと思います。おもしろいですね




嶋谷さんと役についての主観✍️
嶋谷さんは お初 です。第五回でご紹介した星澤さんがお初でしたので、ふたりめのお初さんです。
今作のもとである『曽根崎心中』は、徳兵衛とお初を中心とした物語で、嶋谷お初さんのお相手は第六回で紹介された藤本徳兵衛さんです。(ちなみにこのおふたりは劇団肋骨蜜柑同好会『殊類と成る』では夫婦役でした。関係は違えどふたたびペアです。)
私が嶋谷さんで特に素敵だなと思っているのはお声。うつくしいんです。透き通った軟水のような、飲みやすくやわらかいイメージ。ノイズが少なく、聴き心地のよいお声。古典の言葉が似合うと思っています。
嶋谷お初さんの台詞で特に好きなところがありまして…、「○○○なら、○○○○しれない。」。実際はもっと長いですしネタバレ防止のため全然言えないのですが、私はここ可愛らしく感じてしまいまして。この台詞を聞いた後に藤本徳兵衛さんとのやりとりなどを見ると色々と胸がくるしくなります私は。嶋谷お初さんと藤本徳兵衛のおふたりはどこか純粋なかわいらしさを感じます。最後どうなっていくのか、きちんと見届けたいと思います。(今作はお初と徳兵衛三組居るのですが、これそれぞれ三回見たくなりましたね私は。この日はAのペアに注目する、この日はBのペアに注目、みたいに。実際は二回のみの上演なので難しいのですが。コピーロボット二体ほしい)




座・高円寺 春の劇場29 日本劇作家協会プログラム 視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』。
2023年3月15日(水)~21日(火祝)、座・高円寺1にて。劇団肋骨蜜柑同好会は18日・19日のみの出演です。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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