視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者紹介 5人目【星澤美緒】

おはようございますこんにちはこんばんは。劇団肋骨蜜柑同好会の猫の手の森です。
劇団肋骨蜜柑同好会の公演に関わってくださる皆様を主観多めでご紹介するこの「関係者紹介」、5人目でございます。担当は引き続き私と、同じく劇団員の吉田覚さんです。


本編と関係ない雑談ですが、数カ月前からマイボトルを新調しようかなと色々見ています。節約したくて。ただ私自身のこだわりが強すぎるのかなかなか理想的なものに出会えません。何を妥協すればいいのか考えていますが妥協したくないというわがままな自分もおり板ばさみです。オールマイティなものはなかなか無いのに。マイボトル専門店とかないかな。


それはさておき紹介にまいりましょう!!!
(※お写真2枚目以降で “作品や登場人物” について触れています。事前情報などが無い状態でご覧になりたい場合はお気をつけくださいませ。)


昨年の『田瓶奇譚集』に関わっていただき、劇団肋骨蜜柑同好会の作品にご参加は2018年『犬(もしくは)神』振りのこのお方!


星澤美緒さんです、どうぞ!



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『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者 5人目

【名前(ふりがな)】
星澤美緒(ほしざわみお)


【所属】
たすいち


【過去の出演作(3〜5作品ほど)】
劇団肋骨蜜柑同好会「犬(もしくは)神」テアトルBONBON
青色遊船まもなく出航「迷路みたい」王子小劇場
うたかた 牡丹茶房「腥の壺」古民家asagoro
田瓶奇譚集  たすいち「隣は猫をする人ぞ」駅前劇場
たすいち「セイレーンの痕」吉祥寺シアター

暗めを選別してしまいましたが
ほかほかサイズ明暗いろいろ、
踊ったり歌ったり闘ったりもしつつ様々


【好きな恋愛作品(舞台でも映画でも小説でも漫画でもなんでも)がある場合教えてください】
本来、あまりにも恋愛ものが苦手で、
あまり見ないんですけども。。
ラブ・アクチュアリー(映画)は好きです。
あとミッキーマウスとミニーマウスを
恋愛ものだとするならば、
あの関係性も好きです。
さっぱり応援できるやつが好きなのかも!


【お手本としているものや考えはありますか?】
たくさんあります。なんならぜんぶです!
むかしむかしの芝居の先生、
今ご一緒している人・先輩たちの生き様。

私は舞台を下りるとバーテンダーなのですが、「この材料(酒)がどう生まれて、どう作られたか。なんの作用をしたらどうなるのか。全部知って分かった上で作成しなさい、まず判りなさい。扱うだけの技量を持ちなさい。こんなに、世に出回る前に手がかかってる材料を雑に扱うなんて烏滸がましい。それでも、作成者の1ステアで味が変わるんだから恐ろしい」という師の言葉はずっと残っております。
何に関しても繋がるなーって。

適当に作るな、作ったなら一滴残さず飲め、違うなら作れ、ってめっちゃ飲まされたのもいい記憶ですがまあ…それは…それ…


【運命を感じたことはありますか?】
よくある!
いつもオンオフ含めて、引き寄せてるなーって感じます。
巡り合わせとか含めて…なんか…でっかいものに動かされてんのか無意識に求めてるのかわからないけど、あります。
「これぞ運命なんだ!」じゃなくて「わ〜運命なのかも〜繋がる〜すごい〜」ってテンションなのでそう思ってるだけかもしれない。。
逆に言うと、運命を感じた時にしか自分から動けないかもしれない。だからこそ直感、思い立ったら吉日!みたいなとこがあります。


【何かひとこと】
演目の変更がありまして。
ご覧いただく皆様は、また新たな期待を背負っていただくことになりまして。
申し訳ございません。

でもちょうど、
これも運命といいますか、引き寄せたなという感じもいたします。今かあ〜。ちょうど舞台に乗せたくねえものを乗せる気がしています。舞台で素面になるのは、ええ、ええ、怖いですもの。
肋骨蜜柑に求めるマスターピースは揃えに揃えてまいります。
マスターピースとするからには、今の俺をも愛してよと、そうほど思う理を、語りたくともなかったけど、なんとしょう、全部のっけでマシマシの、ラーメンみたいな感じでいくよ!
本来私自身なんてのせたくねえ!でも、のせてこんなに面白いことあるかいな。

「再演」の言葉に反応する期待も、すでにある脚本です。

客演と言いつつも前のめりに
肋骨蜜柑の役作りを至極辿っております。
屋台崩し、メタ、大いなる力、全部、みんなが背負い込んでおります。令和曽根崎、肋骨で見たいものは全部あるんじゃないかいな。

ああもうありがとうございます。
ご期待ください。
良いです。みてくれ!
おれもぜんぶだすからさ!
よろしくお願い申します!

…。
引き寄せることってあるとおもうんだよね〜
だから手本のお二人も、
いやうーん、えーいえーい…






すごい…… とても前のめりに、熱量たっぷりに、ひとつひとつお答えいただきまして…。ぜんぶだすって簡単ではなくとてもこわいことだとも思いますのに、それを預けてくださるということ。私も見逃さないでおきたいです。




星澤さんと役についての主観✍️
星澤さんは お初 です。お初さん初めてのご紹介。今作のもとである『曽根崎心中』は、徳兵衛とお初を中心とした物語です。
星澤お初さんとペアなのは、第二回で紹介された水口徳兵衛さんです。雰囲気がやわらかいおふたりだなと思います。劇団肋骨蜜柑同好会『犬(もしくは)神』にご出演いただいた時はお医者さん(の姿をしたナニカ)でしたが今回はお初さんです。人間になりました。
星澤さんの佇まいやお芝居を拝見していると、とても水属性という感じがします。湖のような。海や川ではなくて湖。普段はただ静かにそこに在って、気候によって氷が張ったり風が吹いて波立ったりなど姿を変える受動的な柔らかさがあるけれど、根底にある、ひとを含めた生きものやものごと(もしかしたら万物)への想いは深くなかなか変わらないような。そんなイメージです。潜っても底が見えないといいますか…。ワタクシ水属性の方好きなので、内心にっこりしながら見ています。(言えばいいものを)
個人的に、星澤お初さんのとある台詞で「底知れぬ深さ」を感じたのですよね。でもそれを、前のめりに表に出そうとされていないところもあるような気もして。そう感じられるところがますます、静かに在る湖のようだなと思ったのです。




座・高円寺 春の劇場29 日本劇作家協会プログラム 視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』。
2023年3月15日(水)~21日(火祝)、座・高円寺1にて。劇団肋骨蜜柑同好会は18日・19日のみの出演です。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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