第14回『2020』関係者紹介 16人目【岡野康弘】
こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
室田です。
◎このブログは、第14回公演『2020』の出演者の皆様、スタッフの皆様を、事前にお応えいただいた質問事項・個人の所感などをもって、紹介していくものです◎
出演者の紹介も佳境も佳境。
残すところ二名(フジタも含めれば三名)。
キーボードを弾きながら、なにやら謎の感慨が沸いてきました。
前置きは短めに、逸る気持ちのまま、いってみましょう。
16人目は肋骨初参加。
以前からもちろんお名前は存じておりましたが、今回の稽古場でも、改めて、この方にお声かけしてよかったとひしひしと思います。
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『2020』関係者紹介 16人目
【名前(ふりがな)】
岡野康弘(おかのやすひろ)
【所属】
Mrs.fictions
【過去の出演作】
ろりえ『いけない先生』
木ノ下歌舞伎『勧進帳』
日本のラジヲ『カケコミウッタエ』
serial number『コンドーム0.01』
青年団リンク やしゃご『きゃんとすたんどみーなう』等
【あなたにとって印象的な年は何年ですか?】
Mrs.fictionsが『伯爵のおるすばん』と『月がとっても睨むから』という二本の長編を上演した2019年。
【ここ10年で変わったと思う事を教えてください】
年齢と西暦。
【「劇団肋骨蜜柑同好会」一部を変えて別の名前にしてください】
劇団肋骨蜜柑同窓会
【何かひとこと】
劇団肋骨蜜柑同好会がこの世に生まれてから、ちょうど地球が太陽を10周した記念の年に、この公演に関われたこと大変光栄に思います。時間によって変わってしまうもの、それでも変わらないと信じたいもの、全てに愛情を込めて頑張ります。
◎岡野康弘さんについての所感◎
稽古場での居方、コミュニケーションの取り方など、提案の仕方など、如何に配慮して気を配ってくれているがわかります。
今回の『2020』という座組におけるご自身の立ち位置を本当に柔軟に考えてくれていて、そこにいてくれるだけで稽古場の彩りが深まる。
俳優としは言わずもがな。
瞬間的な適応力、都度の遊び心、繊細な身体、見ているだけでこちらが影響を受けることばかり。
今回の岡野さんの役を、『2020』の芯となる、作品の中心にいる役です。
稽古場での岡野さんの身の置き方と、偶然にしろ意図的にしろ、非常に重なるところがあります。
役自身の人間性はというと、なんでしょう、自身の置かれている現状にどこか疑問を持ち、鬱屈としたストレスを抱えています。その抱えているものが、今作を少しづつ前に押し進めていく原動力になるのかもしれません。
しかし、基本的には諦念の影を帯びている人間だとも思います。
どこか擦れて卑屈な一面もあるものの、岡野さんが演じるとそこが可愛らしく、愛せるポイントになります。
『2020』は、愛の話であると思っています。
人と出会い、関わらないことには生まれないものです。
この役の出会いと愛の瞬間を、どうか見届けてほしいです。
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『2020』開幕まで9日。
第14回「2020」