特別企画『田瓶奇譚集』関係者紹介 34人目【ホトンドケイ素】

初めましての方もお久しぶりの方も先ほどぶりの方もこんにちは。안녕하세요.あんにょんはせよ。
劇団肋骨蜜柑同好会 劇団員の嶋谷です。

ある動画を見て沼の底まで落ちた私ですが、その動画が具体的にどれ、ということは覚えていません。
ただ、彼らの関係性やグループ内での立ち位置についての動画であったことは覚えています。

日本と韓国の文化の違いについては、詳しく話せるほど私も知識がありませんし
ここに書くには長くなりすぎるので割愛しますが、
韓国では年齢による上下関係がかなり厳しく、一歳でも数か月でも違えばその二人は兄と弟、という関係性となります。
(韓国では年齢の数え方も日本と違っているのですがそれもまた別の機会に……)
BTSは7人のメンバーがいますから、長男、次男、三男、四男、五男、六男、末っ子、でグループが構成されています。

グループ内でのそれぞれの立ち位置としての振る舞い、その関係性、その中でも隠し切れない個人の性格などを紹介する非公式動画が無限にあり
それを知ってしまってからはもう沼から抜け出すことはできませんでした……。
そのようにして、どちらかというと内面から彼らの顔と名前を一致させていき、また公式動画に戻っても彼らを個人として認識できるようになり、
今に至ります。

何が言いたかったかというとですね、かなりざっくりまとめますと、BTSは見た目ももちろんいいけどそれだけじゃないよ!
という、割とありきたりなことです。

そもそも私は彼らが光輝くような容姿だったからこそ、最初は遠巻きに見ていたような部分があり、
個人として、人間として認識しようともしていませんでした。
どちらの意味でも、自分の中の偏見に気付けた出来事でした。

皆さんも気になったらBTS、検索してみてくださいね。
全然触れませんでしたが楽曲も本当に素晴らしいので……。

さて、関係者紹介 34人目は、
チーム「怪」、劇団肋骨蜜柑同好会『腸詰と極楽』よりこのお方。

ホトンドケイ素さんです。

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【名前(ふりがな)】
ホトンドケイ素(ほとんどけいそ)

【所属】
劇団肋骨蜜柑同好会

【過去の出演作orスタッフさんの場合は過去関わった作品(3〜5作品ほど)】

「いきたしと思えども」 脚本
「はじめてのるすばん」 脚本

【身の回りで起きたちょっと不思議なことを教えてください】
夜明けのたびに天井裏で足音がする。

【あなたが「こわい」と思うことはなんですか?】
夜寝ているうちに背骨の方からだんだん大きくなっていくことに比べたら、おそろしいことなんてさほどありませんわ。

【田瓶市に住むならどこに住みたいですか?(できればその理由も)】
木幣矢団地

【何かひとこと】
脚本を書くのは随分と久しぶりなのだけれども、泳ぎ方だとか自転車の乗り方だとかに似て、案外やり方を忘れていないものなのですね。

背骨の方からだんだん大きくなっていく、ってどういうこと……?成長ってコト……?

写真も回答も全体的に不気味ですが、ホトンドケイ素さんは実在しています。『腸詰と極楽』の脚本を担当されています。
が、ちょっと個人についてお話するには情報が少なすぎるので、作品について書かせていただきますね。
とりあえず2枚目の写真が真っ暗かと思いきや何かうっすら見えているのがこわすぎます。

今回、極々個人的に『腸詰と極楽』が一番好きなタイプの「こわい話」かもしれません。
ホラーという枠からも怖い話という枠からもちょっとだけはみ出ている、けれど、こわい、という作品なのかなぁというのが通し稽古を観た時の感想です。
ケイ素さんの作品からはいつも、混沌に頭から突っ込んでいって温泉みたいに浸かってる、みたいな感じを受けます。
幸福も不幸も地獄も極楽も全部ぐちゃぐちゃにしておいて、なんでぐちゃぐちゃにしちゃったんだろう、って少しだけ後悔しながらまあいいか、と思ってるみたいな……。
現実感があるようでない、そういう世界観がとても好きです。

皆さんがこの作品を観てどういう感想を抱くのか、とても気になります。

劇団肋骨蜜柑同好会 特別企画『田瓶奇譚集』
2022年9月16日(金)~9月25日(日)まで、下北沢駅前劇場にて。
ご来場心よりお待ちしております。

嶋谷
『田瓶奇譚集』詳細はこちら

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