第19回『怪力乱神ヲ語ラズ』関係者紹介 三十二人目【とむ】

劇団員の室田です。
劇団肋骨蜜柑同好会『怪力乱神ヲ語ラズ』ついに、本日公演初日でございます。

二日前から劇場に入り、一日目は主に劇団員とスタッフの皆様で、舞台美術・照明・音響等を立て込んだり吊り込んだりと、本作の舞台である私立星藍女学校を作り上げていきました。
二日目は出演者の皆様も合流し、頭から順にシーンを確認し、動きや配置に問題はないか、音と光はこのシーンに合っているのか、細かく確認していきました。

客席から場当たりを見ていると、稽古場で何度も見てきたシーンであっても、美術の上に立ち、音照が加わると、何倍にも増幅された演劇の力に改めてハッとさせられる瞬間ばかりでした。

ここに、客席に座るお客様がさらに加わって、はじめて舞台が完成します。
お披露目するまで、本当にあと少し。
楽しみと緊張が入り交じっております。

そして、劇団恒例関係者紹介も、あと少し。
残るは古参の劇団員のみとなりまして、ラストスパート、気合いを入れて参りましょう。
今回紹介するのは劇団員の『とむ』さんです。

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【名前(ふりがな)】
とむ(とむ)

【所属】
劇団肋骨蜜柑同好会

【過去の出演作品or関わった作品】
(゚∀゚)

【「怪力乱神割」の怪しい人、力ある人、乱れた人、神なら自分は何だと思いますか?】
怪しくないし、力ないし、乱れてないので消去法で神だと思います。

【あなたにとっての呪いとはなんですか?】
“呪”は口に兄と書きますが、兄は「頭(の上)に祭壇がある人という意味らしいです。それに口偏が付いてつまり呪いってのは「頭でっかちの人が何か言ってる」ってことです。なぁんだ。

【何かメッセージ】
田瓶市フォーエバー!

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写真は出雲阿国とのことです。

出演作品の欄のいにしえの顔文字、久しぶりに見たような気がして嬉しくなりました。

消去法で神というのははじめて見ました。まあ確かに、自分にとっての自分はどうしたって神様のような存在になる部分はあるかなとは思いますが。

呪いという言葉を分解するとこのようになっていたとは。
一応自分も、二歳下の妹がいる「兄」という立場でありまして、昔を振り替えると、口煩いことを言ったことはあったようななかったような。
兄に限らず、家族関係や血縁であったり、自分ではどうしようもなく繋がっていたりのし掛かってきたり、そういうものを呪いと捉える人もいるのだとも思います。

とむさんと言えば、劇団が生み出した魑魅魍魎が跋扈する架空の都市『田瓶市』のフィクサーと言っても過言ではありません。

田瓶市のホームページ、田瓶wikiなど、このあたりの監修・作製はとむさんが行ったものです。
過去の劇団作品と関連する情報も沢山あり、「あの場所、あの人物が載っている!」なんてこともあります。
そして、劇団員ですら把握していない、細かい情報がこれでもかと掲載されており、作品の世界観を広げ、深めてくれています。

気になる方は是非下記ホームページをご覧ください↓
https://tagame-kankou.rokkotsumikan.com/

またとむさん製作の、田瓶市で巻き起こる怪奇譚をテーマにしたクトゥルフ神話TRPGをプレイしたこともありました。

様々なかたちで田瓶市、そして劇団の世界観を作り上げてくれているとむさん。
そんな世界のなかで、19名の登場人物が織り成す人間関係、そしてそこに忍び寄る怪異を、お楽しみに。

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