いんぐるりっしゅ@桜

最近になって会社のほうが鬼のように激務(基本毎日2AM帰り)になり、さらにアメリカ国内出張が被さって(なぜか出張先でも12AM帰り)ゲロ忙しい状況になったところで、音響効果作業が入り血尿一歩手前になっている、桜です。おはこんばんは。
もちろんそんな中でやっている音響効果なので、当然頭は狂っていますよ?
42㎡という小さい新宿眼科画廊スペース地下に鼓膜とコンクリと地下空間を破壊するのかってくらいスピーカーを導入してますし、鼓膜とお前をぶち壊すぞってくらいの音がいくつも登場してきますし、っていうかお前を崩壊させる。すまんの。乞うご期待。もうまもなく。

さてさて、お題は「セット」ですね。
みんな食事のセットのことを書いていましたが、ちょっと嗜好を凝らして……。

アメリカに来て割と始めのほうにびっくりしたのですが、こういうメインの食事とそのサイドの食事の組み合わせのことを、実はアメリカ英語では「セット」といいません。

「コンボ(コンビネーション)」といいます。

そういう意味での「セット」って実はこれ和製英語なんですね。
確かにそう思えば英語のセットって、たとえば「タイマーをセットする」、「髪型をセットする」や「パソコンをセットアップする」といった「固定する」、「設定する」という意味でも良く使われている気がします。
ちなみに”そういう意味”での「セット」を表現するには「(a) set of」になるんですかね。

和製英語問題は他にもいっぱいあって、よく日本人は英語が下手なんていわれますが、その一端はこれのせいなんじゃないかと割と真剣に思ってます。
たとえば「コンセント」は「outlet」、「ホチキス」は「stapler」みたいな、和製英語が実際の英語の意味とかけ離れていたりそもそも存在しなかったりするものは、会話に出ても「ハァ?」と言われるだけなので、「あ間違ってるんだな」って気づけるんですが、たとえば「フリー」、「サービス」、「アパートメント」みたいな、英単語そのものがアメリカでも良く使われているけど意味の捉え方が日本とアメリカで違っているようなものは、会話としては一見成立してるけど実は相手が違う意味で捉えてて……、なんてことが時々あって狂いそうになります。
(ちなみに、「free」はほとんどの場合「無料/~がない状態」、「service」は逆に「(有料、対価があって行われる)サービス」、そして「apartment」は「(賃貸で人が住んでいる)部屋」を意味します。ちなみにちなみに、いわゆる和製英語としての「アパートメント」は「building」で、あと「ワンルーム」は「studio」です。あとあと「mansion(マンション)」は「豪邸」を意味します。)

さらには品詞を別のものにしたり文法を無視したり省略あるいは付け足ししているパターンの和製英語はかなり紛らわしくてすごいいらいらします。
(品詞が変わってる!(怒)「ウォーミングアップ/warm up」、「クラシック(音楽)/classical music」、「スペル/spelling
語順が変わってる!(キレ)「オーダーメイド/made-to-order」、「プリント/hand-out」
省略してる!(白目)「ガードマン/guard」、「パーキング/parking lot」)

逆に言うと日本語ってある程度文法崩したり造語作っても意味が通じてしまうのですごい言語だなとも思います。
日本語は難しい言語なんていわれていますが、最近は日常会話なら英語より日本語のほうが習熟しやすいのではとさえ思っています。
会社では基本的に日本語ですが客先や日常生活では英語がメインなのでわりとよく頭が狂っちゃいます。

頭が狂っているのでとてもまじめな文章を書いて〆てみました。
おはりの国

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