上顎第三大臼歯の解脱@とむ

どうもです。親知らずを抜いた分だけ体重が減ったとむです。

いよいよ今週末はワークショップオーディションですね。
毎度毎度少しずつ参加していますが、参加者の皆様もなかなか個性が強い方が多く
傍から見ているだけでもよくもまあここまで多様化するもんだと感心を隠せません。
聖なる夜のオーディションはいかに燃え上がるのでしょうか。
きっとここでの出会いが新しい作品に繋がるのだと思うと期待せずにはいられないイベントです。


はい、というわけで今周のお題「イチオシの映画」ですね。
つい先日「ローグ・ワン」を見ました。最近は公開日のレイトショーに映画を見るという
積極的なのか消極的なのかよくわからない姿勢がマイブームです。

とはいえ今回のお題は「好きな映画」ではなく「イチオシの映画」だそうで一定の配慮が暗に求めらるんですね。
Amazon PrimeやHuluなんかがそうですけれども昨今は映画見放題サービスなんかが台頭してきており、
より手軽に映画を楽しめる時代において玉石混合の作品から「イチオシの映画」を捻り出すのは容易くありません。
それでも僭越ながらいくつか見た見放題映画の中から上げさせていただくと、以下のようになるかと思われるのです。

①マイレージ、マイライフ
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原題は『UP IN THE AIR』。”上空”という意味と”有頂天”という意味のダブルミーニングが素敵なタイトルです。「バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わない」と豪語するリストラ請負人が新人と2人飛行機で各地を飛び回り仕事をする中で、些細な事件が起こる。主人公は自分のポリシーに従って剛腕に仕事を進めるものの、何かが満たされない寂しさを描いた純文学的作品です。

②超高速!参勤交代
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一方ギャグ映画になります。通常8日かかるところ5日で参勤交代せよという無茶振りが弱小藩にくだり、文字通り奔走するというストーリー。あの手この手でむりくり江戸にたどり着こうとするドタバタ劇です。見る前はくだらないだろ、と思っていましたが、やっぱりくだらないです。でも、あっという間に見終わってしまいました。

③きっとうまくいく
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原題は「3 Idiots」。邦題は主人公たちの名言「きっとうまくいく(ALL IS WELL)」から。まさかのインド映画です。昔3バカをやってたうちの1人を他の2人が探しに行く途中、学生時代の回想と共にストーリーが進行するというスタイル。インド映画と言えばミュージカルシーンが特徴的ですが、この作品はインド色が控えめ(多少あります)。簡素ながらしっかりとしたストーリーがインド映画を見る目を変えさせてくれました。


回し者ではないですが、これらのような作品が見放題で楽しめるという素敵な時代になったものです。
かたや芝居人はこういった娯楽に気おされないコンテンツを作っていく必要があるということです。
より多様な芸術を吸収し吐き出していくサイクルが重要になってきそうですね。

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