ほうこう

ご無沙汰してます。フジタです。
つい先日、The choice ofしむじゃっく『村で一番の栗の木』、無事終了しました!ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!
急遽役者さんの降板がありましてフジタが出演したのですが、なかなか濃い時間を過ごさせていただきまして勉強になりました。
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割と評判がよかった衣装。
会場近くに居酒屋ささやんという店がありました。安くてうまい。地元の憩いという感じ。
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ささやん×ささやん
さてさて。もう7月になりまして、第八回『愛の技巧、または彷徨するヒト胎盤性ラクトーゲンのみる夢』も本格的に始まろうとしています。やったるで。
あらすじにみっつのほうこうが隠れているというしかけ。
今は調べものをする時期です。脚本家フジタは。
とりあえず樒の臭い嗅いでみたい。抹香臭いというのは樒の臭いらしいですよ。
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樒の花。ジャパニーズスターアニスというらしい。アニスと言えばカレーとかにも入ってるスパイスなんだけど、樒は毒です。食えません。しかもわりと強烈なやつだとか。痙攣とか起こすらしい。
というわけでテーマ『嗅覚の記憶』
昔から異界と異臭は切っても切り離せないもので、幽霊が出てくるときは生臭い風が……というのが一般的ですし、大抵行ってはいけない場所って臭いのですよね。腐臭だったり、ガス溜まりになってたりね。トリックにもそういうのなかったっけ?
ペスト医者という、ゴスパンクの人やサブカルの人やビジュアル系の人に大人気の医者がいますね。
ペスト医者
こういうの。見たことあるとおもいます。これ、なんでこんなマスクしてるかというと、このくちばしのところに、いい臭いのする香草とかスパイスを詰めて、いい臭いの空気を吸っていれば病気は感染しない、と思っていたようなんですね。ペスト患者=臭い=臭いが悪い、という思考。
なかなか興味深いと思います。前述の樒も、死体の腐臭を消すために焚かれたものだそうですし、それがいつしか抹香臭い、つまり死そのものをイメージさせるものになっていったあたり、異界と臭いの関係はまだまだ面白い側面がありそうです。
僕自身がすごく郷愁を誘われる臭いと言えば、まず間違いなく「雪のにおい」あるいは「冬のにおい」なんですが、これわかる人いますかね。
あ、これ、冬だ。とか、雪が降りそうだ、みたいなやつ。雨のにおいがあるように、雪にもにおいがある。
単に空気が乾いてるだけかもですが。
すごく急いでかいたから乱文ですがこの辺りでご容赦を。そう言えば七夕ですね。
さあ、みなさん。夏が来ますよ。夏のにおいが。

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