拘泥
舞台美術への思い入れだって!?!?!?
いくらでも語れる。いや、いくらでもは嘘。
はい。どうもこんばんは。フジタです。はじめてのるすばんは、いま、脱皮の最中です。ちゃんとからが向けるといいね。
絶賛稽古中で御座います。見えるもの、見えないもの、観たいものについてのお話です。僕はこの間台本読んでてやっと
「荒野編/百貨店編」の意味が分かりました。要するに、ここが荒野だと思ったら、実は百貨店だった、ということなのだな。いや、どっちも同じか。気になる方はこちらからご予約を!
で
舞台美術への思い入れだって!?!?!?
ふははは、ついに来たぞ、おれの時代が。俺は舞台美術やったことないですけども!
『はじめてのるすばん 荒野編/百貨店編』はバブルムラマツさん演出ですので、ちょっと毛色が違う(と思う)のですが、今までの肋骨の舞台美術は、並べてみるとだいたい僕がどういうのが好きかすぐ分かると思うんですよ。ちょっとみてみましょう。
写真で見ると地味だなあ!
実物はそんなことないんですけれども。えーと。
こだわりを言いますとですね。
まず、舞台上に壁を立てない。これは必須。だって、すでに劇場の壁があるのに、その上に嘘の壁を重ねるのすごく嫌なんですもの。
ちなみに、ドアとか、窓とかはあり。
それから、たたみとか、木とかの質感がすごく好きですね。
舞台上にそのものが実際にあるということを僕はすごく重視します。テーブル、とか。椅子、とか。そのために、舞台のために作られたものではなく、実際の、ものが、ある。そこにある。
アダムの肋骨のテーブルだけは、もう仕方なかった。だってあのサイズのテーブル、ないんだもん。あれは作りました。作っていただきました。お世話になりました。舞台監督の藤岡さん……。ありがとうございました。
それから、これは美術、とは違うかもしれませんが、とにかく舞台上散らかすのが好き。物をどんどん増やしていってどんどんごちゃごちゃさせていくのが好き。
こんなところですかね。僕の思い入れは。なにげに、レインコートの悪魔の美術とか、好きだった。あとはやっぱり、まんだらとか、アダムの肋骨とかですかね。
すごくらんぶんですが、こんなもんで。さあ、『はじめてのるすばん 荒野編/百貨店編』の舞台美術は、どうなるのかしら!?たのしみですなー。乞うご期待。是非、会場でご覧になってくださいませ!