第19回『怪力乱神ヲ語ラズ』関係者紹介 三十四人目【フジタタイセイ】

みなさんこんにちは。劇団肋骨蜜柑同好会劇団員の藤本です。
劇団肋骨蜜柑同好会第19回「怪力乱神ヲ語ラズ」ついに開幕初日となりました。劇団肋骨蜜柑同好会15周年の最後の演目、2025年最後の祝祭。これまでの稽古や打ち合わせを経て、お客様をお迎えする準備が出来ました。あとは観て頂くだけです。祈りを込めて、劇場でお待ちしております。そして、関係者紹介もついに最後の1人です。今まで様々なセクションの様々な方をご紹介しましたが、何と言ってもこの人が居なければ始まらない!ご紹介しましょう!我が劇団肋骨蜜柑同好会の首魁、今作の脚本・演出! フジタタイセイさんです!どうぞ!

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【名前(ふりがな)】
フジタタイセイ(ふじたたいせい)

【所属】
劇団肋骨蜜柑同好会の首魁です

【過去の出演作品or関わった作品(3〜5作品ほど)】
劇団肋骨蜜柑同好会の過去作品のすべてに、脚本・演出・出演のいずれか、ものによってはそのすべての形で関わっています。本作品では脚本・演出です。

【「怪力乱神割」の怪しい人、力ある人、乱れた人、神なら自分は何だと思いますか?】
まあ、神といっておきましょう。神なので。

【あなたにとっての呪いとはなんですか?】
呪いとはすべてであり、世界を規定する言葉であり、私であり、私です。

【何かメッセージ】
遺言のような歌だよ

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「怪力乱神の中だとどれですか?」のご質問、ここまでご紹介した脚本・演出・主宰をやっていらっしゃる関係者の方々3/4が「神」とのご回答でした。凄まじい神率。やっぱり劇団を主宰するのって神の仕事なのかもしれません(?)
フジタさんとはもう8年の付き合いになりますが、どの回答からもフジタさんらしさが滲み出ているように感じます。最後のご回答「遺言のような歌だよ」はフジタさんの好きなバンド「毛皮のマリーズ」の楽曲「チャーチにて」の歌詞に出てくる言葉のようです。自分が「毛皮のマリーズ」を詳しく存じ上げないのでこの曲についての説明は出来ないのですが、自分は聴いて、裂かれるような包まれるような気持ちになりました。よろしければ聴いてみて下さい。

(ここから作中の内容に触れます)
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
 

 
旗揚げ15周年。ずっと劇団員だったわけではないので全部を知っているわけではないのですが、嬉しい事も沢山、悲しい事も沢山だったのではないかと思います。それは劇団としてもそうですし、フジタタイセイという1人の人間としてもそうなのだと思います。そんな悲喜交々が、この作品では濃密に描かれていると思います。フジタさんの脚本作品は毎回フジタさんの嘆きと祈りがしっかり乗っていると思うのですが、今作でもとても強く表現されています。そしてそれは、普遍的な物であり、他の誰でもないフジタさん個人の物でもある。一見矛盾するような事ですが、この両輪がフジタさんの作品の広さと深さに結びついているのだと思うのです。
また、演出家としての確かな目と耳、想像力、様々な事への造詣の深さも演劇人としての魅力の1つです。「演劇の魔法」というワードが有りますが、本当に劇場の空間で魔法を起こす演出家だなと思っています。そんなフジタさんが、「魔女の噂」が核となるセイラムの魔女裁判をモチーフにした本作でどのような魔術を起こすのか。ご期待下さい。

 
というわけで、ここまでご紹介した総勢34名の関係者の皆様、そして今回はご紹介できなかった方も含めて本当に多くの方にお力添えを頂いております。間も無く、幕があがります。この演劇が、あなたの特別な何かになりますように。
 

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