第19回『怪力乱神ヲ語ラズ』関係者紹介 二十人目【角浜有香】
みなさんこんにちは。劇団肋骨蜜柑同好会劇団員の藤本です。
劇団肋骨蜜柑同好会第19回「怪力乱神ヲ語ラズ」昨日は衣装付きの通しを行いました。改めて衣装の持つ説得力で色んな物に気付かされながら影響を与えたり与えられたりしています。三尾さんの紹介の時にも少し触れましたが、演劇って音・光・物・人の全てが注がれている物だと思うので、そのパーツが1つでも増えると稽古の説得力が違うんですよね。それが、劇場に入ると更に濃度の濃い物になる。お客様にお届け出来るのを、今からドキドキしています。
てなわけで、本日からはスタッフの皆様のご紹介をしていきたいと思います!
今回ご紹介するのは、本公演の舞台美術を担って頂いているこの方、角浜有香さんです!どうぞ!
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【名前(ふりがな)】
角浜有香(かくはまゆか)
【所属】
なし
【過去の出演作品or関わった作品(3〜5作品ほど)】
フジタさん演出:
◯Cuebicle「Transcendent Express」美術
◯クロジカ「蒲田行進曲」美術
その他最近の作品:
◯「1act.Musical Festival」美術
◯MENSOUL PROJECT「BUT•AND」美術
【「怪力乱神割」の怪しい人、力ある人、乱れた人、神なら自分は何だと思いますか?】
怪しい人
模型の入った大きな風呂敷包みを持ちながらママチャリ(電動)に乗っています。しかも現在金髪です。
よく二度見されます。
【あなたにとっての呪いとはなんですか?】
呪い…というか「ノロイ」が先に浮かびました。
「ガンバの冒険」のあの白い悪魔です。
アニメのエンディング曲の絶望感、嫌いじゃないです。
【何かメッセージ】
今回肋骨蜜柑同好会の劇団公演にお声がけいただき、大変嬉しいと共に私で良いのでしょうかと不安でもあります。とはいえいくつかの別現場で劇団員の方々とご一緒してきたので再会がこっそり楽しみです。
皆さまよろしくお願いいたします!
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「大きな風呂敷」の存在感って凄いですね。角浜さんのご職業とかを知っていれば腑に落ちるとは思うのですが、通りすがりの人とかだと流石に分からないですものね。
「ガンバの冒険」を詳しく存じなかったので調べてみたら、おそらく「ノロイ」であろう白くて怖いのを見つけました。こりゃ怖い。ちなみに余談ですが藤本はこの流れで行くと「烈火の炎」の「呪(ノロイ)」というキャラクターを思い浮かべました。やっぱ名前って意味を持ちますし、名前の印象って大きいですね。それもある意味呪いなのか……?
(ここから作中の内容に触れます)
角浜さんが風呂敷に包んで持って来て下さった「模型」は、舞台美術のミニチュア模型です。以前「Transcendent Express」でご一緒した時も、同様に舞台美術のミニチュア模型を作ってきて下さいました。前回も今回も、稽古場の人達はこのミニチュア模型に大変助けられています。「ここって動線として使えるのかな?」「この道幅でこの人数がすれ違うなら、整理して動きましょう」と劇場に入る前に解消出来ると、具体度がグンと上がって稽古がより実りある物になるからです。
また、今回は舞台上に階段と大きな台があります。こんな感じです↓

この階段と台のおかげで演出に選択肢が増え、お客様が物語を追う一助になっています。どんな場面で使われるかは、是非本番をお楽しみに……!
ちなみに個人的な角浜さんの舞台美術の好きポイントは、有機的な所と無機的な所のバランスです。作品に応じてその配分は異なる印象がありますが、暖かさと冷たさ、柔らかさと硬さの不思議な同居というか、それすらもシーンによって雰囲気の変わる、まさしく魔術を行うにピッタリな空間に仕立て上げて下さります。きっとお客様が劇場に入った瞬間から、ワクワクとソワソワを感じる舞台になるのだろうなと思います。もうすぐ開幕です。是非楽しみにしていて下さい。
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