第19回『怪力乱神ヲ語ラズ』関係者紹介 十六人目【三尾周平】

みなさんこんにちは。劇団肋骨蜜柑同好会劇団員の藤本です。
劇団肋骨蜜柑同好会第19回「怪力乱神ヲ語ラズ」昨日、スタジオ入りをしました。セットの一部がスタジオ内に出現し、どんどん魔術を起こす準備が近付いている気がします。個人的な好みの話なのですが「魔術」とか「儀式」って手続きとか手順がとても重要だと思っているんです。一見無関係そうな行動が視点を変えて見るとある意味論理的に結びついていたりとか、手順を進めるに従って脳が先に影響を受けて心身に変化をもたらしたりとか、そういうのが大事だと面白いなと思っています。それは演劇の魔法ととても似ていると思うので。音・光・物・そして人、本当に総力でシアタートップスに魔術を立ち上げたいと思います。
さて、前置きが長くなりました。魔術といえば儀式。儀式といえば神職。ってなわけで、今回の関係者紹介は神職でもあるこの方!三尾周平さんです!どうぞ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【名前(ふりがな)】
三尾周平(みおしゅうへい)

【所属】
Office8次元

【過去の出演作品or関わった作品(3〜5作品ほど)】
劇団肋骨蜜柑同好会『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』
theater045syndicate TAK in KAAT『夏の夜の夢』
Office8次元『春鶯囀』

【「怪力乱神割」の怪しい人、力ある人、乱れた人、神なら自分は何だと思いますか?】
「力ある人」でしょうか。以前にも「空間の制圧力がヤバい」なんて言われてましたし。自分で言うのもアレなんですが。
全部そうか。

【あなたにとっての呪いとはなんですか?】
「まぁ、なんとかなるさ」精神。
慌ててもロクな事にならんと思ってる(過去に多々経験有り)ので、基本マイペースにのらりくらりとやってしまう。
ちょっとは急げよと思われる事もしばしば。しょうがない。

【何かメッセージ】
前回の『もずにえ』に続き、客演ながら肋骨の15周年を一緒に締め括らせていただきます。
神も悪魔も一緒くた、手向ける花は拍手に代えて。19名で終わらせる怪奇譚、どうぞお付き合いください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
「空間の制圧力がやばい」は確かにそう思います(前作で身を持って体験した人)
三尾さんは背が高くていらっしゃるので(大変羨ましい)それも相まって三尾さんがスッと立っていらっしゃるだけで存在感が凄いですよね。身体も動く印象があって(前作で身を持って体験した人)その緩急で舞台を動かして下さいます。今回は果たして……?
「なんとかなるさ」精神から見て取れる余裕さとか、最後の「神も悪魔も〜」の文学性のある文面とか、色んなところから色気が滲み出ていますね。声も渋い低音で素敵ですし、同時にアツくて親しみ易いお人柄というギャップも有ります。……褒め過ぎて段々腹がたってきました(冗談です)(共演2回目で、こんな冗談を言えるくらい仲良くなれてきて嬉しい限りです)
肋骨の前作「煙に巻かれて百舌鳥の早贄」では「高身長眼鏡ヤクザ」として関係者・お客様から大変な人気でした。ちなみに私の母も事あるごとに「あのヤクザの人カッコいいね〜〜〜〜」と言っています。そもそもの役もそうなのですが、やはりこれだけ人気のある役になったのは三尾さんの肉付けが素敵だったというのが大きい要因だと思います。では、今回はいったいどんな役なのか?以下をご覧下さい!!

(ここから作中の内容に触れます)
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
 

 
今回の三尾さんの役は、学校の教員の役です。ちなみに藤本は最初「この役って『学校の教員』扱いなのか」と思いましたが、振り返ってみると「確かに大学でこの役職の人は教員だったな」と思い直しました。
序盤のシーンで感じる印象と、中盤以降のシーンで感じる印象がかなり違う役のお1人かもしれません。藤本は途中のシーンで三尾さんの演じる役が抱える葛藤を聞いて、大変心が動きました。自分の信じる物同士が衝突する時、そしてそこに落とし所が見つからない時、人はいったいどうすれば良いのだろうと思います。その答えはきっと1つではなく、1人1人が生涯をかけて見つけていくしか無いのかも知れない、とも。彼がどう揺れ動いていくのか、是非ご着目下さい。
 

 

公演情報はこちら

BLOG, 自己紹介全集


PAGE TOP