第19回『怪力乱神ヲ語ラズ』関係者紹介 一人目【加納遥陽】
みなさん、ごきげんよう。
劇団肋骨蜜柑同好会の水口昂之です。
この間始まったばかりと思っていた2025年も残りわずか。
12月に入り、いよいよ寒くなってきましたね。
寒い時期はなるべく布団やこたつに入っていたいのですが、そうも言っていられません!
なぜなら!劇団肋骨蜜柑同好会 第19回「怪力乱神ヲ語ラズ」があるから!!
「怪力乱神ヲ語ラズ」は、セイラムの魔女裁判をもとに、劇団肋骨蜜柑同好会にて数多く登場した地方都市・田瓶市にあるミッション系の女子高で「悪い魔術を使った者がいる」という噂に端を発したパニックと怪奇に纏わる話でございます。
「怪力乱神ヲ語ラズ」には、出演者、スタッフを含めて30名以上が携わっております。
誰が欠けても公演は成り立ちません。そして、参加されるみなさんが本当に魅力的な方ばかりなんです。
ということで、そんなみなさんの魅力をお伝えすべく、劇団肋骨蜜柑同好会の公演前恒例「関係者紹介」を行っていきたいと思います!
「関係者紹介」はその公演に携わる全ての人を劇団員が紹介するという企画です。
今回の公演とこの関係者紹介を機に、関わっている方々のお人柄を知っていただけたら幸いです!
初日にご紹介するのは、劇団肋骨蜜柑同好会には2度目の出演となるこの方!
加納遥陽さんです!
●○●○ ●○●○ ●○●○ ●○●○
「怪力乱神ヲ語ラズ」関係者紹介

【名前(ふりがな)】
加納遥陽(かのうはるひ)
【所属】
なし
【過去の出演作品or関わった作品(3〜5作品ほど)】
2025年10月 やみ・あがりシアター「白貝」
2025年8月 guizillen番外公演「七月の歯車」
2025年6月 システム個人「廃グランド・ホテル別館」
2025年6月 優しい劇団「大恋愛Volume浅草九劇わんや篇 娯楽町のさびしいお祭り」
等
肋骨さんだと
2023年12月「夜を歩く」に出演しました
【「怪力乱神割」の怪しい人、力ある人、乱れた人、神なら自分は何だと思いますか?】
乱れた人。
多分これが公開されている頃、部屋が洗濯物で乱れてると思います。
あと、混乱したり、乱舞したりよくするからです。
【あなたにとっての呪いとはなんですか?】
言葉です。
【何かメッセージ】
はじめて田瓶市の住人になれました。感無量です。うふふふふ。
総力戦、踏ん張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします!

●○●○ ●○●○ ●○●○ ●○●○
加納さんの関係者紹介を担当することとなり、
上に記載のある加納さんの回答を見て、水口はとってもびっくりしました。
なぜびっくりしたのかは、ぜひ、水口の関係者紹介をご覧ください。こんなことってあるんだなぁ。
そして、「はじめて田瓶市の住人になれました!」との記載を見てちょっとびっくりしました。
というのも、水口は加納さんとシステム個人にて2度共演しているほか、他の劇団員も肋骨蜜柑以外で共演することも多く、肋骨蜜柑が2度目、そして田瓶市作品が初なことが意外に感じてしまいました。
🪞🪞(ここから作中の内容に触れます) 🪞🪞
🪞🪞今回の加納さんの役についての私見🪞🪞
今回、加納さんは、舞台となる女子高に通う生徒のひとりを演じています。
水口の思う、俳優・加納遥陽の魅力は色々あれど、ひとつ挙げるとするなら「声」なんです。
混じり気がなく透き通っていて、純度が高い響きがある声をされているなと。
それが登場人物の無垢さにや人当たりの良さに繋がるのですが、今回はその無垢さに加えて、どこか過激にすることで潔癖さや冷たさを表出させているように感じます。
今回、加納さんの演じる役は森さんの演じる役と関わりが多く、その2人のシーンは無垢さが際立ち、とても仲良さそうな様子でいることが多いんです。
この2人の様子が良ければ良いほど、他の登場人物とのやりとりが冷ややかに感じられます。
この変化の付け方が面白く、水口自身もとても勉強させてもらっています。
「怪力乱神ヲ語ラズ」をご覧になる際は、加納さんの演じる役が、物語が進むに連れて、あるいは誰と話すかによって、無垢さと潔癖さとが変わっていく様もぜひ注目していただけたら幸いです!
「怪力乱神ヲ語ラズ」は12/24〜12/28まで新宿シアタートップスにて、12/28は生配信にてご覧いただけます!
