視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者紹介 1人目【室田渓人】

初めまして。または、お久し振りです。
劇団肋骨蜜柑同好会 劇団員の森かなみと申します。

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、改めて。
こちらの関係者紹介は、「劇団肋骨蜜柑同好会の公演に関わってくださる皆様を主観多めで紹介するよ!」というものです。(大まか)一日2名ほど紹介してまいります。
今までは劇団員がひとりで紹介してましたが今回は、“わたくし森と劇団員の吉田覚さんの猫の手ふたりで” 紹介してまいりたいと思います。
トップバッターを務めますのはわたくしです。よろしくお願いいたします。


ご紹介の前に。
劇団Twitterでもお知らせされましたが、『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』から『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』へ演目が変更となりました。
2015年に上演された、劇団肋骨蜜柑同好会 meetsCLASSICS No.1「恋の手本 ~曾根崎心中~」。近松門左衛門の『曾根崎心中』を原作に、台詞は原文のまま現代の身体を用いて再構成した作品です。
そちらをリブートしたものが、今回の『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』です。
再演ではあるかもしれませんが、初演から約7年が経ち “令和版” として生まれた今作は、初演とは違う部分があるのではと、個人的に思っております。初演は初演、令和版は令和版で、残るものがそれぞれあるのでは、と。この感じ方もまた、ひとそれぞれとも思いますが…
初演をご覧になった方もなってない方も、もし、よろしければ。



それでは紹介にまいります!
(※お写真2枚目以降で “作品や登場人物” について触れています。事前情報などが無い状態でご覧になりたい場合はお気をつけくださいませ。)


いつもお世話になってます、トップバッターは劇団員のこの方!


室田渓人さんです、どうぞ!



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『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』関係者 1人目

【名前(ふりがな)】
室田渓人(むろたけいと)

【所属】
劇団肋骨蜜柑同好会/プロレスリングStand uP

【過去の出演作(3〜5作品ほど)】
劇団肋骨蜜柑同好会「ジャバウォック」
プロレスリングStand uP 旗揚げ一周年記念大会
室田渓人 初個展

【好きな恋愛作品(舞台でも映画でも小説でも漫画でもなんでも)がある場合教えてください】
・FM61.6MHz

・HEART

・hなhとA子の呪い


【お手本としているものや考えはありますか?】
これということはないんですが、尊敬する方のインタビューやエッセイを読むと、言葉は違えど皆其々「ひとりであること」の大切さを語っていて、それについて自分なりに考えることが多いです。

【運命を感じたことはありますか?】
多分ないです。
もっと矮小で密度が大きくてどうしようもないものなら、感じることはあります。

【何かひとこと】
恋のこととか、久しぶりに真面目に考えているので、少しだけ若返った気持ちです。
頑張りますのでよろしくお願いいたします。






もっと矮小で密度が大きくてどうしようもない室田さんにとっての運命がなにか気になりますね。




室田さんと役についての主観✍️
室田さんは今回 黒子 です。出演する黒子です。よく喋る黒子。とある方とペアです。
個人的に室田さんのお芝居は “硬質” という感じがします。硬派ともいえるかもしれません。
発声が独特だとも思っていまして、ここぞという言葉を発するときに魂の塊を吐き出すようにされるなという印象です。吐き出そうとすることによって自分の心身に負荷をかけているようで。“人間くさい” という言葉も似合うような、そんなお芝居をされるなと思っていますが、今回は黒子なので、その人間くささみたいなものがどこまで表出するかしないかなどのバランスを見るのが楽しみです。あと心なしか黒子という役割をとても楽しんでやられているような気もします。




座・高円寺 春の劇場29 日本劇作家協会プログラム 視点『SHARE’S』参加作品『恋の手本 ~曾根崎心中~(令和版)』。
2023年3月15日(水)~21日(火祝)、座・高円寺1にて。劇団肋骨蜜柑同好会は18日・19日のみの出演です。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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