『殊類と成る』のススメ

みなさま。ご無沙汰してます。劇団肋骨蜜柑同好会のオンボロ主宰、フジタタイセイです。今回もご多分に漏れずゲロ忙しくしてまして全然ブログに登場しないこのていたらくであったわけですが(劇団員のみなさん、ごめんね)さて、現在2019年12月5日、午前二時をまわったところであります。今日は、劇団肋骨蜜柑同好会第12回『殊類と成る』の初日でございます!!どんどんぱふぱふ!!
いやー、昨日地獄の場当りとゲネプロをかいくぐって生還したわけですが、これは、すごいですよ。暴れ馬です。でも、おもしろい。もっともっとあばれてほしい。そういう気持ちです。ご予約まだまだお待ちしてます。

さて、そういうわけでフジタが気が向いたときにやるコーナーです。『殊類と成る』ってぶっちゃけなんなん?って人向けの奴です。いや、これ読んでもわかんないかもしんないけど、おおむね、こういう感じやで、こういうの好きな人どうですか?という感じのあれです。シン・アラスジと参考文献、いってみよー。

『殊類と成る』

【シン・あらすじ】女学校の生物教師ナカヤマは、気がつくと見知らぬ駅のホームにいた。怪しげな乞食に導かれて回想するのは、かつての「友人」サンゾウのことであった。サンゾウは博学才穎の青年であった。ある年の春、知人との約束を無断でキャンセルしてしまったことを皮切りに、サンゾウは迷宮へと落ちて行く。下へ、下へ、下へ……。やたらと日記を勧める医者、横柄なナース、家族、友人、同僚。
いきとしいけるすべての〈猛獣遣い〉に贈る、換喩と自意識のワンダーランド。

【参考】
中島敦『山月記』『狐憑』『木乃伊』『文字禍』『斗南先生』『虎狩』『狼疾記』『かめれおん日記』『プウルの傍で』『悟浄出世』他、書簡、和歌など。
フランツ・カフカ『変身』
ヤン・シュヴァンクマイエル『アリス』(原作:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』)
スタンリー・キューブリック『ロリータ』(原作:ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』)
ベルナルド・ベルトルッチ『暗殺のオペラ』(原作:ホルヘ・ルイス・ボルヘス『裏切り者と英雄のテーマ』)
諸坂成利『虎の書跡』『中島敦「古譚」講義』
島内景二『中島敦「山月記伝説」の真実』
野田秀樹『Right eye』『MIWA』(戯曲)
ニットキャップシアター『strange』
ハンバート・ハンバート『虎』
sasakure.UK 『タイガーランペイジ』
向井秀徳『自問自答』
エレファントカシマシ『今宵の月のように』『悲しみの果て』
椎名林檎『月に負け犬』
谷山浩子『意味なしアリス』
CreepyNuts『ぬえの鳴く夜は』
けものフレンズ『ようこそジャパリパークへ』
椎名林檎と宮本浩次『獣ゆく細道』
そして、出演者の皆様の「日記」

以上。
—————-

こんな夜中ですいません。でも、こういうの気になるよ!って方!是非足を運んでください。
愛を以て作りました。

BLOG, 日記


PAGE TOP