残念ながら、復活です@ヤマダ
≪ふっかつの じゅもんを にゅうりょくしてください≫
ひとがみな ごみのようだぞ めがおちて むすか
実際に使える復活の呪文だそうですよ。
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こんばんは、時空の歪みに飲み込まれ二度と帰ってこれないかと思いました。
山田です。時空の漆黒に長いこと捕らわれていましたが、
時の番人やその他いろんな方の力により復活を遂げました。ありがてぇありがてぇ…。
さて、おかげさまで悲喜中毒こもごも沢山のお声をいただきました、
第8回「愛の技巧、または彷徨するヒト胎盤性ラクトーゲンのみる夢」、無事に終演いたしました。
ひとえに多くの皆様方のお力添え、ご声援の賜物です。本当にありがとうございました。
本当に、素晴らしい公演であったと感じています。
これまでの劇団肋骨蜜柑同好会の公演の中でも最大規模の公演でした。
いままでにない試みも、いままで以上の試みもたくさんあり、
そして正直残念ながら、主に私自身の能力の不足によって、
そのすべてが達成できたとは非常に非常に悔しいことですが言い切れず。
他の劇団員も言っている通り、こうしてまた私たちの試みが十全には突き通し切れなかった結果、すべてはあたかも何事もなかったかのごとく、白紙撤回され、今日も変わらぬ日々が続いています。
公演がすべて終わった次の日、やれやれと重い体を引きずりながら仕事に行き、
溜まった仕事を片付けながら、これまで通りの日常が流れていることを感じた時。
あれだけの術式を展開しながら、しかし世界はまるで何もなかったかのように動いていて、…それに対する感情というのは、何とも説明し難いものです。
もっとも劇中では最終面、そんな白紙撤回されゆく舞台の中で、一つの希望が放たれました。
果たしてそれはこの公演にもあったのか。それは、これから徐々に見えてくるのではないかと思っています。
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さて、前記事でとむさんも言っている通り、いつまでも感傷に浸っている場合ではありません。私たちは次の賭けに出なければならない。
次回は来年4月最終週、同じくシアター風姿花伝様を使わせて頂けることとなりました。
詳細はまた追って解禁されていくことと思います。
という訳で長くなりましたがお題【印象的なセリフ】。
ここで第8回のセリフを引用するとちょっとカッコよすぎて引くので、あえて普通に考えました。
『人は結局、過去の集合体だと思うの 今この瞬間の私は、私が経験してきた全ての過去の結果』
(参考:満弦ヶ崎中央連絡港市)
(出典:「夜明け前より瑠璃色な~Brighter than dawning blue~」)
このセリフに最初に出会ったのは、たぶん高校生の時だったかなあ。
ちょうど、受験生になるのを控えて、将来の進路なんかをうすぼんやりと夢想しているような頃。
なんてことない会話の中の一フレーズなのですが、こういう考え方自体に出会うのが初めてで、とても印象的だったのを覚えています。
今、目の前にいるその人間は、その人間がこれまでに見て聞いて感じてきたその過去すべての結果としての存在であり、
もし仮にその人を知ろうと思うのであれば、その人がこれまでに得てきた過去すべてに思いを馳せなければならない。
将来のことを考えながらカウンセラーさんの著作なんかをむさぼり読んでいたような時期でしたので、人、というものに対して思いを巡らせていたタイミングで出逢い、惚れ込んだのかもしれません。
同じ事象に直面したときに、人によってとる対応や思考行動は千差万別、
私はこういうときに当然のようにこう思うのに、どうしてあの人はそうは思わないんだろうか。私ならこういうときこう動くのに、この人はどうしてああ動いたんだろうか。
そんな根源的(そしてある種厨二的)な疑問を氷解させてくれる言葉だったんだろうな、と今になって思います。
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はい、という訳で【印象的なセリフ】でした。本当にそれぞれの個性が出る感じですね。
さて、時空のはざまから復活してきて、いまいちこの流れが分からなくなっているので、
今後のブログの更新順をちょっと整理します。
「少年→義一→フジタ→ほとけ→ヤマダ→笹瀬川→とむ」
私の投稿をもって、義一さんのお題に全員が回答した感じですので、
明日、11月14日(月)にフジタタイセイがお題投稿。
17日(木)から少年より回答していく、という感じになるかと思います。
次の私の投稿は、このまま行くと…12/1(木)ですかね。よしよし。
ではこんなところで。どっとはらい。