むかしむか〜し@桜

あ〜らよッと、
あ〜らよッと
義一一丁、お久しぶりでヤンス。
アッシは昔の人間なもんで、ち〜っとばかし時間に融通が利かねェは結構毛だらけ猫灰だらけってね。
まァ手前の愛嬌でなんとかここはひとつ場を収めあすみませんごめんなさい石を投げないでください。
というわけで舞台美術への思い入れというわけですが。
他の人々は肋骨蜜柑の舞台を紹介していたんで、自分はちょいと一昔前の公演で思い入れがあるやつをご紹介したいと思います。
よし、伏線は回収できた!
もともと劇団肋骨蜜柑同好会の始まりは、地方大学のとある演劇サークルに属していた面々が、フジタタイセイを筆頭に「東京でも演劇を打とう!」と大志を抱いて派生してできた集まりです。
会員は随時募集していますが、今のところ肋骨蜜柑のメンバーは私含め全員その大学演劇サークルの出身なんですよね。
大学にはいくつか演劇サークルがあったのですが、その中でも自分が所属していたサークルはとりわけ「変なことをやろう」という意識があり、そのせいか舞台美術もかなり変わったものが多く、どれもとても印象に残っています。
例えば、山手線をキーワードにした舞台ではこんな美術になりました。
山手線横浜行き
うーん、今見ても変なの。まるで舞台にト書きが書いてあるような。だがそれがいい。
実はこの舞台は我が山田さんによるものなのですが、いやーこれを作るにあたってとても大変な思いを
!?
山手線横浜行き?
あるいは、普段大学の教室で公演を打つのですが、天井までの高さが3mしかないってのに、
百合と薔薇の輪舞曲
2階建てにしてみたり。
これは自分が演出をした公演なのですが、舞台美術さんに「教室の中を2階建てにしたいんですよね〜〜www」って言ったら、5歳児を見るかような目をされたのがとても印象的でした。
あ、そういえばこの公演も舞台美術は山田さんだったような
!?
百合と薔薇の輪舞曲?
あるいはあるいは、普通の小屋でもそうですが、舞台と客席を半々にするのに対し、
止まれない5〜6人
横長でかつ小屋のド中央に渡してしまおう、なんていったこともしてみたり。
あれ、そういえばこの公演も舞台美術は
!?
止まれない5〜6人?
他にも、ボクシングリング形にして水をぶちまけたり、暗転して次明転したら舞台セットがなくなってたりと、とかく常識から外れてしまった舞台の使い方を観せてくれる美術が自分は大好きです。
大学の時分からそんなヘンテコマインドを持ってしまっているので、今も肋骨蜜柑は脈々と変なことをしているのかな……
劇団なのに予約システムを作ったり
そういえば大学で思い出しましたが、肋骨蜜柑の次回公演「はじめてのるすばん 荒野編/百貨店編」は、実は卒業間近な学生さんやホニャララな方々をターゲットにしていたりします。
この記事をここまで読んでいただいて、「学生時代か〜〜懐かしいな〜〜」と感じていたり、「これから卒業するぜ!」や「俺はホニャララだぜ!」という人は、
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よし、伏線は回収できた!

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