山野辺総合病院
山野辺総合病院
山野辺駅前にある総合病院。内科・外科・整形外科などのほか、放射線科、リハビリ科といった専門科も備える。また、付帯の研究施設も充実した地域の基幹病院である。
概要
元々は戦時中の負傷兵を収容するための陸軍病院で、PTSDを患った帰還兵をケアする精神科に特化した病院だった。このため地域のお年寄りは「山野辺精神病院」などと呼ぶこともある。戦後復興に伴い一時的に規模が縮小されるも、地元企業の村田グループが山野辺地区の再開発計画に伴い買収。総合病院として再建した。病床数300、所属医師は60名を誇る。
沿革
- 1941年 開院。精神科を専門とする病院として負傷兵を収容。解剖学や毒物研究機関はこのころより併設されている。
- 1948年 田瓶地域南部の救急病院として機能を拡大。
- 1950年 アクセスの悪さや看護師不足、田瓶駅前の田瓶市立病院の開院により利用が伸びず赤字を計上。以降は従前の精神科に特化した専門病院および研究・育成機関としての立ち位置に戻る。
- 1975年 地元村田グループが山野辺地区の再開発の一環として同病院を買収。企業立病院となる。
- 1989年 建屋の建て直しにより一般外来の東棟、研究棟の西棟が渡り廊下で繋がる構造となる。床面積の拡大に伴い婦人科、リハビリ科などを新設。
- 1996年 放射線科を新設。最先端医療にも対応した医療機関となる。
- 2004年 デイケアセンタの整備を発表。終末医療や介護・リハビリにも力を入れる
設備
- 田瓶総合検診センター:人間ドックや定期検診を行う大規模施設
- 毒物解析センター:食中毒や毒性植物の分析を行う研究施設
- 解剖学研究所:生物の解剖実験や、検死解剖を任務とする
- 田瓶看護専門学校
- 看護ステーション田瓶駅前支所
- 救急センター沼田真殿
- デイケアセンターそよかぜ
山野辺総合病院.txt · 最終更新: 2020/11/26 23:55 by admin