第18回『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』関係者紹介 27人目【倉垣吉宏】
おはようございますこんにちはこんばんは。
続けて読んでくださってる方は先ほど振りです。
劇団肋骨蜜柑同好会の猫の手の森かなみです。
こちらの関係者紹介は、「劇団肋骨蜜柑同好会の公演に関わってくださる皆様を劇団員が主観多めで紹介するよ!」というものです。
今回はわたくし森が紹介しております。
関係者紹介はまだ終わっておりませんでした!いよいよ最後の方です!!
こちらが公開された5月5日(月)は、第18回『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』の劇場での上演・千穐楽生配信アーカイブの配信が終了し、「ノワール版」が公開されております。(※2025年3月30日に上演された千穐楽の生配信映像をもとに、映像作品として再構築されたものです。)
劇場・配信にてご観劇いただきました皆さま、気にかけてくださっていた皆さま、SNSなどで拡散していただきました皆さま、誠にありがとうございました!!
ノワール版気になっている、という方はよろしければこちらから、詳細をご確認ください。
2025年5月7日(水)までご購入・ご視聴いただけます!
それでは紹介にまいりましょう!
劇団肋骨蜜柑同好会の配信といえばここ数年お世話になっております!
配信映像撮影・ノワール版を手掛けてくださった、配信映像監督でありますこのお方!
倉垣吉宏さんです、どうぞ!
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『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』関係者 27人目
【名前(ふりがな)】
倉垣吉宏(くらがきよしひろ)
【所属】
舞台芸術創造機関SAI/U-3
【過去の出演作品or関わった作品】
「ジャバウォック」
「田瓶奇譚集」
【好きな焼き鳥は何ですか?(塩かタレも含めて)】
タレのレバーです。
【「串刺し」といえば何を思い浮かべますか?(焼き鳥以外)】
ドラキュラ公、または〝滴る〟。
【15年前に戻れるなら何をしたいですか?】
劇団の再起動公演の時期なので、違う演目を書き下ろしてifルート展開をしてみたい。
【何かひとこと】
先ずはこの作品に携わらせていただいたことに感謝します。
一番最初の打ち合わせ時に作品の指標は「ジャバウォック」であると。
だったら傾向を寄せてシネマティックにしようかという提案でした。
後は作品を拝見するうちに、昔の邦画的だなと感じる瞬間が多く「シネマティックというより、いっそ古い邦画として大胆に再構築しよう」となり、ノワール版は仕上がりました。
80%くらいは、生配信アーカイブと同じカットを使っています。
全体的に手入れしているため、印象は全然違うと思います。
両方観られる人は見比べてみて欲しいですね。
あとは飲み物とか、食べ物の音とか、臨場感が伝わるように収音したのも今回の思い出です。
正ちゃんと一緒にビール飲んで楽しんで下さい。
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タレレバーがお好きなんですね、私もです。おいしいですよね…。劇中の焼き鳥見て食べたくなられていたのでしょうか。私はなっていました。
串刺しと言えばドラキュラ公または滴る。今作にまたぴったりですね。「ドラキュラ公」で調べてみていただくと、『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』の元ネタとなる人物や事柄などがたくさん出てきます。よければこちらもぜひ。
🏮 倉垣さんについての主観 ✍️
冒頭にも書きましたが倉垣さんおよびU-3さんには、劇団肋骨蜜柑同好会の配信でここ数年お世話になっております。第15回『ジャバウォック』や、特別企画『田瓶奇譚集』。
『ジャバウォック』の冒頭15分ほどが今でしたら無料でご視聴いただけますので、是非ご覧ください。違う作品ですが、雰囲気が共通している部分もあるのでは思います。↓
(以下感想です)
冒頭とオープニング特にかっこいいですなぁ…!!!ところどころ手ブレといいますか、「カメラを回しているひと」を感じさせるカットが含まれてるのも好きなんですよね。オープニングでどのひとがこの役、というのが分かりやすいのもまた良いです。
「ジャバウォック全編観たくなってきた!」という方は、現在演劇動画配信サービス「観劇三昧」さんから配信されてますので是非…!劇団肋骨蜜柑同好会の過去公演も一部、取り扱っていただいています。
もしくは、劇団肋骨蜜柑同好会の公演後(基本毎公演)に劇場で「公演DVD/Blu-ray」も販売されることがありますので、その際は是非。(宣伝でした!)
ここからはネタバレにならない程度に、『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』のノワール版の話を。(見どころなどは「何かひとこと」で倉垣さんが語ってくださっていますのでそちらもお読みくださいまし)
今作、オープニングでとある映像が流れるんですが、その編集がまた、拍手してしまう良さでして……。色味、色味がですね…… 好きです。
加えてよりくっきりとした、といいますか。煙に巻かれてるけれどもよく見える。合わせ技に感じられますね。そしてそのオープニング映像は音響の桜義一さんが制作したものです。生配信アーカイブと両方観られる方は、見比べてみていただけたらと思います。
そして『ジャバウォック』でもそうでしたが今回も、カメラワークにご注目いただけましたら。複数のカメラで撮影されてますので、全体がわかる引きアングルや役者さんの表情や仕草がしっかり捉えられたアップのアングル、そして「うわここでそこを映すのか……!!」と興奮するカットがいくつもありました。
そしてそしてカーテンコール後の、ほんとに最後のところですよ……!ワタクシ倉垣さんのこのアレンジが好きで他団体さんで見かけた時もニコニコするんですよね。
ぜひ最後の最後までお席を立たずに観ていただけたらと思います。「“古い邦画風”とはこのことなのか~~っ!?」ともなりました。
私は映画館は明かりが点くまで居る派です。
さて、これにて第18回『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』の関係者紹介は終わりとなります。27名の皆様。ただクレジットされた皆様だけではなく、書ききれないほど本当にたくさんの方々にお力添えいただきまして、そのおかげさまで無事に上演・公開することができました。ありがとうございます。
そして勿論この関係者紹介をご覧くださいましたあなたも。たまに謎のテンションでお届けしましたが最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!!
劇団肋骨蜜柑同好会 第18回『煙に巻かれて百舌鳥の早贄』
2025年3月26日(水)~30日(日)、中野スタジオあくとれにて上演。
千穐楽生配信アーカイブが古い邦画風に編集された「ノワール版」は2025年5月7日(水)まで、配信中です。
期間中でしたらいつでも何度でもご覧いただけますので、ぜひ。よろしくお願い申し上げます。
公演情報はこちら
森 <マタネ~