続きましては
遅くなりました。フジタです。
こちらではあまり告知しませんでしたが、個人的にシアター・ミラクルプロデュースの短中編演劇祭に演出として参加してまして、それがこないだ終わりました。
ミラフェス’17、ご来場頂いた皆様、いただけなかった皆様、すべての皆様に感謝の言葉を。ありがとうございました。
さて、ミラフェスが終わると次がやってきます。次はですね、日本のラジオさんという劇団さんのお久しぶりの劇場公演に、劇団肋骨蜜柑同好会がスタッフとして全面協力しております。詳細はこちら→
ラクエンノミチは、日本のラジオ史上最高傑作だと僕は思ってまして、それのスタッフコーディネート(演出家とお茶とかお酒とかを飲む係)をやらせてもらえるだけで僕は楽しくてしょうがないです。お茶を飲むことしか出来ませんが、精一杯お茶を飲みます。劇団肋骨蜜柑同好会のスタッフワークは、なんだかわかりませんがすごく独特の空気感を醸し出しているらしく、ブルーチーズのようなコアなファンがたまについているっぽいです。日本のラジオさんの戯曲と、肋骨蜜柑のスタッフ、どんなマリアージュが産まれるでしょうか。僕も今から楽しみです。
で、それが終わると本公演です!うそでしょ!?やばいよ!?!?
がんばります。「遠き山に陽は墜ちて」ドヴォルザークに彩られた郊外系異類恋愛譚です。
前回は因習の村と暗く澱んだほこりっぽい空気を作りましたが、今回は公団住宅。埼玉県とか。そういう感じ。
都市伝説というか、ムーみたいなやつがやりたいなと。こうやって書くと意外と旗揚げ公演「レインコートの悪魔」に近いのかも知れない。あっちは大分薄暗い感じでしたけども。
どうぞお楽しみに!
さてさて。お題ですが、「好きな音楽」ということですが。僕このテーマでよく記事書いてる気がするんだよな。なんかいっぱい紹介した気がするけど……。どうしよう。
こんなんどうかな。
これも紹介したかしら。現代音楽の音楽家の中でもトップクラスに人気の高いスティーヴ・ライヒ先生のライブ映像です。やばい。これは耐久レースというやつです。
音楽とは筋力であることをまざまざと見せつけられます。脳みそにリズムと音の洪水が襲いかかってきて、気づいたら1時間2時間平気で経っている、という恐ろしい音楽です。音楽の神髄。
是非お時間あるときに、通してみてほしい。
ライヒ先生の音楽は、エレクトリックカウンターポイントもかっこいいし、ピアノフェーズ、バイオリンフェーズ、ディファレントトレインズなど、どれをとっても一癖も二癖もあって心臓をわしづかみにされます。
僕はこういう演劇が作りたいのかも知れないな、なんて思うこともありますが。はたして。
では、お次の方ー。