素のおもい@ヤマダ
時空の裂け目からこんばんは、山田です。
諸々の事情により今頃の投稿と相成っておりますが、それはさておき。
あ、じゃあこの投稿を終えたら元の時間軸に戻らなきゃいけないのです、という設定ということに…。
ともあれ、いよいよ「はじめてのるすばん 荒野編/百貨店編」は来週開幕です。
皆様もうご予約はお済みでしょうか…?
今回、劇団初となるステージ数2桁の公演となってはおりますが、それでも公演期間は1週間もありません。
少しでも気になっているのであれば、ぜひお見逃しの無いよう、チェックをよろしくお願いいたします。
あ、その際は是非「ブログ見てます!」と言っていただければ!今後の励みになります。
なんだかこのブログも結構沢山の方が見てくださっているようで、
時折ブログの話題などを耳にすることもあり、大変うれしい限りです。
そうですね…”ブログを見た”と言ってくださった方へは、
劇団員のスマイル0円をもれなくプレゼント(突然の宣言)。どうぞお忘れなく!
ちなみに劇団員の許可は一切取ってません。唐突な思い付きです。
第一タダより怖いものはない、タダより高いスマイルはそうそうありませんしねぇー。
で。遅くなりましたが今周のお題。
舞台美術への思い入れだって!?!?!?
はい二番煎じ乙です。バトン最後だとネタが被りますね。これは仕方ない。
人類の英知の限界、リミットオブイングリッシュノーリッジ。
先の投稿でぎーちさんが沢山写真を載せてくれましたが、昔は舞台美術を担当することがわりとありました。
そういう意味では舞台美術はわりと感覚的に自分に近しい、
他のスタッフワークに比べて、他の劇団さんの公演を観に行ったときなんかもついになってしまいます。
これは”思い入れ”になるんでしょうかねえ。
自分が担当した舞台美術って微妙なもので、もちろん愛着や自信は抱いているのですが、
一方で必ずといっていいほど悔しさ苦い思い出も大きくあります。むしろそのほうが大きいような。
それは自分が作った作品という点での思い入れであって、決して客観視した結果としての思い入れではないというか。
なんか、個々の作品に対する思い入れというより、舞台美術というスタッフワークそのものに対する話になってしまいそう。
そしてそれを語り始めるととてもスペースが足りないので、それはまたの機会にですね。
あと、これもたいせいさんが書いてたことに関連してしまうのですが、
美術も役者も何もない、【素】の状態の劇場が割と好きです。
素の状態の劇場って、通常観劇する際には絶対に観られない空間なのですが、
一方で確実に舞台に対して通奏低音のように影響を及ぼしているものでもあり、
その【劇場の素】と【くみ上げた美術】の調和がとれている舞台は、よいなあと感じます。
…と、素の状態の劇場は基本的に見られない、と書きましたが、
実は最近、Web上で観られる劇場が増えていて、ひそかなお楽しみ。
例えば「360°パノラマビュー」。東京国際フォーラムや東京芸術劇場が導入してます。
誰もいない劇場を、好きなように360°見渡せます(PC推奨?)。脳髄だだもれ興奮しますね…!
東京国際フォーラム(https://www.t-i-forum.co.jp/facilities/panorama/c/)
東京芸術劇場(https://www.geigeki.jp/house/panorama/theater_east/theater_east/index.html)
あと、googleの「ストリートビュー」をなんと劇場内に導入してる劇場もあり。
これは好きなように見渡す、とまではいかないのですが、その分操作性なども楽しくあります。
新国立劇場や愛知県立劇場などが魅力的。後者は舞台の裏や袖なんかもがっつりみられるので非常に興奮できます。
新国立劇場(http://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/131024_003497.html)
愛知県芸術劇場(http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/b_hole_seat.html)
いかがでしょうか。
こういう、劇場の雰囲気を手軽に味わえる試みはどんどん広まってほしいですねえ。
さて、これにてようやく今周ひとまわり終了です。
これで次のお題が投下されるはず…!どうぞよろしくお願いいたします。
時空の裂け目から山田でした。