シバイのシニガミ@ヤマダ
梅雨ですね。こんばんは。
ブログを書くという行為が久々すぎて若干戸惑っております、ヤマダです。
しとしとぴっちょん。
別に何があるという訳ではないのですが、
まあブログも色々な記事があった方が楽しいよねー、という話は
劇団員間でも時々しておりまして、まあ時間があれば各自更新しようとは言っているのですが
如何せん時間というのは限りがあるものでして、つい更新は後回し。
でもまあ、たまにはいいかな、と思ってこうしてブログを更新してみている次第でございます。
しっとりぴちゃぴちゃ。
あ、別に何があるとかじゃないですね。
いよいよ今月末には第4.5回公演があります。
何だかここ最近の展開の早さにはまったく驚かされてばっかりなのですが、
今回もご多分にもれず沢山のはじめてがあります。
初めての劇場。初めてのイベント。
毎回戸惑いながら公演を迎え、そして終えている気がします。
びちゃびちゃじめじめ。
戸惑うといえば、
お芝居をやっていると、ふっと諦念に襲われることがあります。
…いや、襲われるというほど能動的衝動的な感じじゃありませんね。
もっとこう、すっと背後に立っている、それこそ死神のような。
それに諦めともちょっと違う。
ある時ふっと背後から、「なんで芝居なんてやってるんだろうね」って囁かれるような感じです。
…うーん。文章で書くと意味合いが込めにくいなあ。
芝居を見下しているのではなくて、「何故私なんかが」というか。
うーん…。
ある日突然、自分のつくってきたこれまでが全てガラクタに感じるとき、ってありませんかね。
そういう感じです。
世界への「叶わなさ」みたいなのにふっと触れてしまう瞬間、そういうのが日常生活にはあって、
そういうときにこれまでの自分のすべてについて、意味を失ってしまうその瞬間。
背中に死神がいるのです。
ありませんかねえ、そういうこと。
じめりじっとり。
ま、別になにかきっかけとかがある訳じゃないんですけどね。
むしろ何もしてないときにふっと、後ろから囁かれる感じでしょうか。
そういえば、先日たまたま付けたNHKのドキュメンタリーで
水泳の北島選手が特集されてまして、なかなか面白かったです。
競泳の選手としてはすでに旬の過ぎた30代に入って、タイムもなかなか伸びず
試合での結果も出なくなっているけれど、それでも現役引退という道には進まない、そこを中心に構成されていたのですが。
途中のインタビューで北島選手が「水泳のことはあんまり考えたくないんすよね」って言っていたのが印象的でした。
何故水泳を続けるのか、何のために水泳をやっているのか…って考えていくと、必ず行き詰まってしまうし、
何かしら言葉にしたところで胡散臭い嘘になるだけだから、そこんところは考えたくない、のだとか。
詳しい部分は違うかもしれないですが、そんなことを言っていて、そうだよなあと思ったりしました。
どうして、なんて立ち止って考えてしまったら最後、絡め捕られて永遠に走りだせない、
だから頭を空っぽにして、走れるところまで走ってゆくのです。
…もっともそれが本当にできるのは、走り終わったあとのことをホントに考えていないか、
もしくはいざ走り終わってからでも何かしら支えがある人だけなのでしょうけれど。
くやしいものです、本当に。
さて、そうこうしている間にすっかり夜も更けてしまいましたので、
いいかげん筆を置くことにします。
明日は会場の「pit北/区域」での実戦稽古ですよ。わー楽しみー。
ではでは、お目汚し失礼いたしました。ヤマダでした。
…あーあー、他にも誰かブログ書かないかなー、
そうだなー、某ほとりさんとか書いてくれないかなー。
どうだろうなー…(チラッチラッ