荒神神社

まんだら灯籠祭り(まんだらとうろうまつり)

 9月上旬に沼田町の荒神神社で9月上旬に開催される荒神神社の主祭神である権現様を祭る催事である。荒神神社の参道を中心に設置してある普段は利用されない200以上の灯籠に一斉に点火され、一帯を明るく燈し出す。また、回廊のあちらこちらに提灯が飾られれ、祭りの最後で篝火が焚かれるとさながら昼間のような明るさに達する。

 大々的なイベントは週末に行われるが、催事自体は1週間前から執り行われており、「シン」と呼ばれる沼田地区の若い男から選ばれた依代が七日七番の間火が消えないように見張る。この風習は江戸時代から始まったとされる。「シン」と呼ばれる若い男性が伴侶を弔うために始まったのが起こりとされるが、詳細は分かっていない。