本間町にある人口の公園。

2004年に開設された公園で、山野辺スカイランの一部トンネル化における残土を利用して小高い丘を形成している。名前のとおり、約300種80万本の藤色や白いあやめが植えられている。特に「西牧古種」と呼ばれる田瓶市周辺にのみ自生していた希少種はここでしか見られない。また4-5月は丘面に芝桜が咲き乱れ、隠れた人気を博している。

　5月第3土曜・日曜は千本菖蒲と呼ばれる。あやめが丘公園は整備された人工の公園であるが、もともとは野生のあやめが高密集に群生する地帯だった。ここに限らず田瓶市はあやめ、菖蒲、かきつばたといったアヤメ目の植物が多く見られるため、これらが咲き乱れる季節の到来を祝って祭りが開かれる。

　祭り期間中は、「町全体があやめに色に染まる」を合言葉に、銭湯や温泉での菖蒲風呂、公園でのあやめの苗の振る舞い、ラベンダーアイスクリームの提供など、田瓶市のあちこちでイベントが開催される。

フットサルコートを中心に、ボルダリング施設が人気で、ピックニックの合間に訪れる人も多い。子供用のアスレチックや、シニア向けの体操器具も併設されており、世代を問わず楽しむことができる。完全暖房設備導入のため、現在ネーミングライツを募集中。